第二回 領域会議レポート
令和3年9月19日、20日 東京都南砂町にある「S stay & grow」において第2回 領域会議を開催しました。あいにく大型台風が関東地方に直撃する中での開催となりましたが、会議室内では、計画班・公募班の素晴らしい口頭発表と質疑応答で大変盛り上がりました。ポスター発表は、ワールドポスターという形式で行いました。参加者は6−8人ほどのグループに分かれ、その中で発表者がポスター発表を行い、その後ディスカッションを行うというものです。決められた制限時間内でのディスカッションでしたが、時間が常に足りなくなるほど、活発、かつ白熱した議論が各々のグループで行われました。私はRNAバイオロジーの生化学、タンパク質科学・構造生物学を専門としていて、自分とは異なる研究分野の話が聞けてとても刺激的な会となりました。
私事ではありますが、私は2018-2020年までアメリカのボストンに留学していまして、留学同期であった高嶋さんが公募班として参加しており、今回の領域会議で偶然再会することができました。また計画班の尾山先生とは、私が学生時代に参画していた新学術領域「修飾シグナル病」以来、8年ぶりに再会することができました。研究という世界での繋がりを実感せずにはいられず、優秀な研究者の方々とまた一緒の領域で研究ができることを大変嬉しく思います。今回領域会議に参加して、領域内共同研究によって革新的な研究結果が創出されるのではないかと確信しました。
最後に、今回このような素晴らしい領域会議を企画・運営してくださった皆様に感謝いたします。今後ともよろしくお願いします。