令和6年度(FY2024)
Multiple lines of evidence for disruption of nuclear lamina and nucleoporins in FUS amyotrophic lateral sclerosis

 筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis: ALS)の新規モデルマウスをゲノム編集技術CRISPR-Cas9システムを用いて作成することに成功しました。このモデルマウスには、本邦の […]

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令和6年度(FY2024)
Multi-omics analysis using antibody-based in situ biotinylation technique suggests the mechanism of Cajal body formation

抗体を用いたin situビオチン標識法を確立し、核内の様々な構造体について“スナップショットを撮る”ように構成因子を解析することが可能となりました。実際にこの技術を用いて、核内構造体の1つであるカハール体について詳細な […]

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令和6年度(FY2024)
Spinal cord motor neuron phenotypes and polygenic risk scores in sporadic amyotrophic lateral sclerosis: deciphering the disease pathology and therapeutic potential of ropinirole hydrochloride

 孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者より作成した人工多能性幹細胞(iPSC)由来下位運動ニューロン(LMN; iPSC-LMN)の病態表現型ならびにALS治療候補薬であるロピニロール塩酸塩(ロピニロール)への反応性と […]

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令和6年度(FY2024)
Structural mechanism of bridge RNA-guided recombination

挿入配列(IS)は、原核生物のゲノムに見られる最も単純な自律的転移因子である。我々は最近、IS110ファミリー配列が、リコンビナーゼと、2つのプログラム可能なループによりターゲットDNAとドナーDNAに対する特異性を与え […]

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令和6年度(FY2024)
Bridge RNAs direct programmable recombination of target and donor DNA

ゲノムの再編成は、挿入や欠失、逆位といった変異につながる変化を含め、遺伝的多様性に重要な役割を果たす。このようなゲノム再編成は通常、相同組換えのような基本的なDNA修復過程に関わる酵素や、ウイルスや可動性遺伝因子による外 […]

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ノンドメインブログ
ご挨拶と論文発表のよもやま話

本年度より非ドメイン生物学の公募班に参加させていただきました、東京大学の越阪部晃永と申します。本領域の発足からノンドメインブログの一読者として、皆様の投稿をとても楽しく拝読していましたが、今度は書く側となり大変光栄に思っ […]

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令和6年度(FY2024)
Proteomic insights into extracellular vesicles in ALS for therapeutic potential of Ropinirole and biomarker discovery

 ロピニロール塩酸塩の第Ⅰ/Ⅱa相医師主導治験(ROPALS試験)に参加した筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者由来の血液ならびに脳脊髄液(CSF)に含まれる細胞外小胞(EVs)におけるタンパク質組成の経時的かつ網羅的定量を […]

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令和6年度(FY2024)
HemK2 functions for sufficient protein synthesis and RNA stability through eRF1 methylation during Drosophila oogenesis

ショウジョウバエの卵発生の過程において、HemK2メチル基転移酵素がタンパク質合成の終結因子であるeRF1をメチル化すること、さらに、mRNAの安定性にも寄与することを世界で初めて明らかにしました。このメチル化が損なわれ […]

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令和6年度(FY2024)
Single-step generation of homozygous knockout/knock-in individuals in an extremotolerant parthenogenetic tardigrade using DIPA-CRISPR

クマムシ類で初めてゲノム編集個体の作出法を確立しました。ノックアウト・ノックイン(ssODNを用いたもの)が可能で、成体雌に Cas9 complex を注入するだけで、子個体としてホモ変異体が直接得られることがわかりま […]

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令和6年度(FY2024)
Sexual dimorphism in the tardigrade Paramacrobiotus metropolitanus transcriptome

雌雄個体のトランスクリプトームにより、クマムシParamacrobiotus metropolitanusの性差に雄得意的なDMRTパラログの発現が関与する可能性が示されました。 Abstract:Background: […]

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