令和6年度(FY2024)
Single-step generation of homozygous knockout/knock-in individuals in an extremotolerant parthenogenetic tardigrade using DIPA-CRISPR

クマムシ類で初めてゲノム編集個体の作出法を確立しました。ノックアウト・ノックイン(ssODNを用いたもの)が可能で、成体雌に Cas9 complex を注入するだけで、子個体としてホモ変異体が直接得られることがわかりま […]

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虚心坦懐

サイエンスの最大の強みではないかと思うのは、世代を超えて知見を積み重ねる仕組みを作ったことでとてつもない高みにまで到達できるようになった点ではなかろうか。いわゆる巨人の肩に乗るというやつだ。私も先人の知恵を借りて高みに登 […]

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令和4年度 (FY2022)
Stress-dependent cell stiffening by tardigrade tolerance proteins that reversibly form a filamentous network and gel

 クマムシの乾燥耐性に関わるタンパク質として、脱水様ストレスに応答して可逆的に集合するタンパク質群を分離する手法を樹立し、多くの「非ドメイン型タンパク質」群を同定することに成功しました。そのなかに含まれていたカーズ(C […]

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令和4年度 (FY2022)
Application of CRISPR/Cas9 system and the preferred no-indel end-joining repair in tardigrades

クマムシで CRISPR/Cas9 によるゲノム編集が適用可能であることを示した論文です。 indel の入らない修復が優勢であるなど少し変わった様式も観察されました。クマムシの非ドメイン型タンパク質の機能解明を進めるた […]

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