Proteomic insights into extracellular vesicles in ALS for therapeutic potential of Ropinirole and biomarker discovery
ロピニロール塩酸塩の第Ⅰ/Ⅱa相医師主導治験(ROPALS試験)に参加した筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者由来の血液ならびに脳脊髄液(CSF)に含まれる細胞外小胞(EVs)におけるタンパク質組成の経時的かつ網羅的定量を […]
HemK2 functions for sufficient protein synthesis and RNA stability through eRF1 methylation during Drosophila oogenesis
ショウジョウバエの卵発生の過程において、HemK2メチル基転移酵素がタンパク質合成の終結因子であるeRF1をメチル化すること、さらに、mRNAの安定性にも寄与することを世界で初めて明らかにしました。このメチル化が損なわれ […]
Single-step generation of homozygous knockout/knock-in individuals in an extremotolerant parthenogenetic tardigrade using DIPA-CRISPR
クマムシ類で初めてゲノム編集個体の作出法を確立しました。ノックアウト・ノックイン(ssODNを用いたもの)が可能で、成体雌に Cas9 complex を注入するだけで、子個体としてホモ変異体が直接得られることがわかりま […]
Sexual dimorphism in the tardigrade Paramacrobiotus metropolitanus transcriptome
雌雄個体のトランスクリプトームにより、クマムシParamacrobiotus metropolitanusの性差に雄得意的なDMRTパラログの発現が関与する可能性が示されました。 Abstract:Background: […]
Chimera RNA transcribed from integrated HPV18 genome with adjacent host genomic region promotes oncogenic gene expression through condensate formation
子宮頸がん患者由来のHeLa細胞では、宿主ゲノムにヒトパピローマウイルス18型(HPV18)が挿入されています。この論文では、挿入されたHPV18から転写されるRNAが足場となって液滴様のボディが形成されることで、がん原 […]
Transcriptome analysis of the tardigrade Hypsibius exemplaris exposed to the DNA-damaging agent bleomycin
Bleomycin投与後のクマムシトランスクリプトームを時系列解析することにより、多数のDNA修復に関連する新規遺伝子候補を発見しました。 よろしければこちらのブログ記事もご覧ください。「論文をどこに投稿しますか。」 & […]
論文をどこに投稿しますか。
ぐぁんばって研究して成果を出したら、さぁ論文を書く段階だ。 科学とは巨人の肩に少しずつ知見を積み上げる所業であり、先人の叡智のおかげで得られた結果は等しく人類に共有する責務がある。また、科学とは反証可能性に担保される人類 […]
Aberrant CHCHD2-associated mitochondriopathy in Kii ALS/PDC astrocytes
牟婁病(筋萎縮性側索硬化症/パーキンソン認知症複合:Kii ALS/PDC)は、紀伊半島に多発する神経難病で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン症状、あるいは認知症が同一患者さんに出現します。牟婁病では、大脳や […]
クマムシが慶應公式グッズ化!
今でこそクマムシはそれなりに知られる生物になってきたが、私がクマムシ研究を始めた頃にはまだまだクマムシと言っても「何それ?」と言われることも多かった。かなりどこにでもいる身近な生き物なのだが、顕微鏡を覗かないと見れないと […]